パリの日本人妻のぼやき

パリ郊外に住む30代主婦です。何か書いたり書かなかったり…。

フランス妊娠記録①ツワリ

初記事を書いてから、めっきり更新する気が失せてしまった。

しかし臨月の今、「もし2回目の出産があれば、その時の記録用に妊娠記録をつけておくのも良いのではないか」と思うようになった。

 

「ツワリ」

 

これは今回、私の初の妊娠生活の中で本当に辛かった。

ちょうど妊娠が発覚したのが11月の末頃だったのだが、既に胃もたれのような物を感じ始めていた。

そして、12月の頭頃には本格的なツワリが始まった。

食べつわりや吐きつわり、色々と種類があるようだが↓

mamanoko.jp

私の場合は、お腹が空いているにも関わらず、吐きこそしないものの、食べ物を見ると胃がムカムカしてしまう…というものだった。

 

何より困ったのがフランス料理や肉類が一切ダメで、まともな食事で食べられそうなものが全て日本食だったことだ。素麺や冷やし中華、なぜかオムライス等が食べたくなるのだが、食べたいもの(craving)は毎日変化した。

 

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※仏人夫作のオムライス

 

ご存知の通り、オムライスとは日本発祥の食べ物の為、主人に頼んでも「?」だったのだが、Youtubeを見ながら一生懸命作ってくれ、更には仕事の後にオペラ座周辺のアジアスーパーに日本食品の買い出しに行ってくれた。

本当に感謝している。

因みに、私が鉄板で毎日食べられたものは黒豆煎餅とカットフルーツだった。

 

この時期、私は学校に行く以外はほぼ寝ていたように思う。

不思議と授業中は平気なのだが、終わった瞬間に吐き気に襲われるのである。

また、ホルモンのせいなのか、夜と暗い悪天候には専ら弱かった。急に具合が悪くなったと思ったら、雲が出て雨が振り始める…なんてこともしばしばあった。

 

これは12月末、ちょうどフランスがクリスマスで盛り上がる頃にピークを迎えたのだが、パリから主人の実家のマルセイユまで行く道のりは、数時間吐き気に襲われ続けるという悪夢のようだった。更に、主人の実家で日本食が食べられる筈もなく、とにかく持ってきた煎餅とフルーツで空腹を満たす日々だった。

 

そして、ちょうど4ヶ月に入る1月の頭頃から徐々に症状が軽くなり、ついにツワリから解放されるのだった…。